女の子だった元アイドルがダウナー女子になって大人になった推しと甘々生活
サンプルボイス
FANZA
「……ふぅ。ベランダで吸うタバコが唯一の楽しみなんて、
今日も……何にもなかったなぁ」
「ん……?」
「……あ、ごめん。
まさか……隣、もう入居してたんだ?」
「うわ、めっちゃ見られてる……あの、言い訳していい?
この格好……キャミとショーパンなんだけど、
角部屋でずっと隣いなかったから油断してて……ごめんね。
別に、見せたいわけじゃ……ないよ」
「……あれ? もしかして……気づいた?」
「いや……まさか気づく人がいるとは思わなかったよ」
「……そう、元アイドルの‘星乃あかり’。
って言っても、もう引退してから4年? 5年?
もう‘元’どころか、ただの人」
「歌うの、好きだったんだけどね。
うまくいかないことばっかでさ。
事務所も消えて、ファンも離れて、何も残らなかった」
「……でも、君みたいに、気づいてくれる人がいるって、
悪くないね。
こんな格好でマイルドセブン吸ってても、
まだ……‘あの頃’の面影、残ってる?」
「ま、隣同士だし……よろしくね?
「せっかくの再会なんだしこっちおいでよ?ほら、こっち来て」
「あ、肩……見えてる? このキャミ、すぐズレちゃうんだよね……ごめん、直すね」
「……ねぇ。さっきから、なんか気になってたんだけどさ……
見覚えあるなっって」
「……あー、思い出した。
ライブ……来てたよね。小さなステージの、2列目。
声出さずに、真剣に見てたやつ……いたなって思ってた」
「握手会にも来てた。震えて、‘歌、好きです’って。
あのとき、名前も言わずに帰ったの……ちょっと覚えてる」
「……あれから、何年たったんだろ。
まさか、隣の部屋に住むなんてね」
「マイルドセブンと缶ビールが似合う女になったよ、私。
アイドルなんて、もう全部、終わったつもりだったのに」
「……でもさ、なんか君と話してたら──
ちょっとだけ、あの頃の気持ち……思い出しちゃった」
「ねぇ……君は。
あのときの気持ち……まだ、残ってたりする?」
「……そっか。
なんかさ……ううん、なんでもない」
「……ねぇ、もうちょっとだけ、しゃべっていい?
寒くなってきたし……部屋、来ない?」
サンプルここまで
「……どうぞ、座って。
なんもない部屋だけど、
君なら……見せてもいいかなって」
「……ねぇ、わたし、今……なにか持ってると思う?」
「仕事もない、ファンもいない。
テレビにも出ない、歌も歌わない。
……もう、なんもないよ。
アイドルって肩書き、脱いだらさ……
ほんとに……何にも、残んなかった」
「だけど……
今ここにいる‘わたし’を、
ちょっとでも‘星乃あかり’として見てくれるなら……
それだけで、なんか……救われる気がするの」
「……だからね、
お願い。
少しだけ、そばにいてくれない?」
「……ちょっと、こっち来て。
ベッド、座って……いいから」
「ふふ……そんな警戒しないで」
「ちゃんと……見てる?
ライトもないし、ステージ衣装もないけど──
全部……本物だよ」
「ロングだった髪もさ……切ったんだ。
ボブにしたら……なんか、‘普通の女の子’になっちゃった。
アイドル、辞めたって実感……やっと湧いたの。
だけど、君と話してたら……少しだけ戻った気がする」
「ねぇ……君、
あの頃、わたしのこと……どんなふうに見てた?」
「ステージの上で、手が届かなくて……
息づかいも聴こえないくらい遠い存在だった‘推し’。
今は、すぐ隣で──
肌の熱まで感じる距離に、いるんだよ?」
「あの頃の私は……まだ‘女の子’だったと思う。
ステージの上で、ただ夢中で、ただがむしゃらで……
でもね、今は──
ちょっとは‘女’になれたと思わない?」
「中身はあの頃のまんまなのにさ、
体だけ……ちょっと大人になっちゃったかも」
「……なんか、不思議だよね」
「……触れてみたい?
昔のままの心と、
今のわたしの体もぜんぶ」
「好きにしていいよ……
だって──
‘推し’が、自分のものになるなんて……
夢にも、思ってなかったでしょ?」
「……ねぇ、わたしが目の前にいるよ?」
「アイドルだった‘星乃あかり’が、今、君の前で……
こうして、何も隠さず、全部、差し出してるんだよ?」
「……触れてもいいよ
だって……君は、ずっと、わたしのこと見てくれてたんでしょ?」
「……あの時、ステージの上からね、
最前列で手を振ってくれたの、ちゃんと覚えてる」
「‘推しは私だけ’って言ってくれたのも……君だったよね?」
「ふふ……いまその推しが、すぐそばにいるよ。
触れられそうで触れられない──そんな距離だったのに。
……でも、今日は……全部、あげる」
「みんなの前で歌って踊ってた‘推し’が……‘君のものになる’って、背徳すぎて、ゾクゾクするよね」
「ねぇ、あの頃みんなには……絶対、内緒だよ?
私が今夜、誰のものになったか……誰にも言えない秘密。」
「ねぇ……電気、消してもいい?」
「何も見えなくなったね」
「でも、君の手、あったかい……ちゃんと感じるよ」
「……あ、この匂い……マイルドセブン。
わたしの匂い……ちゃんと覚えておいてね?」
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作品情報
- 発売日 : 2025-07-20
- 収録 : 1本 (約9分)
- ジャンル : アイドル・芸能人 男性向け 成人向け ダウナー コミケ106(2025夏)
- サークル : シュチュエーションボイスはんばい
- 品番 : d_636316
- 価格 : ¥110
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